コラム
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眠れない原因とは?精神科を受診する目安や考えられる病気を精神科医が解説
「眠れない」と感じていませんか?
このような症状はありませんか?
□ 布団に入っても30分以上眠れない
□ 夜中に何度も目が覚める
□ 朝早く目が覚め、その後眠れない
□ 日中の眠気や集中力低下が続いている
□ 眠れないことで仕事や学校生活に支障が出ている
このような症状は、多くの方が一度は経験します。
一時的なストレスや生活リズムの乱れであれば自然に改善することもありますが、症状が続く場合には適切な治療が必要になることがあります。
この記事では、眠れない原因、考えられる病気、受診の目安、精神科で行う治療について解説します。
眠れない症状には種類があります
「眠れない」といっても、症状にはいくつかのパターンがあります。
寝つきが悪い
布団に入ってもなかなか眠れない状態です。
外来では
「仕事のことばかり考えてしまう」
「眠らないといけないと思うほど眠れない」
という相談がよくあります。
夜中に何度も目が覚める
途中で目が覚め、その後なかなか眠れない状態です。
加齢だけではなく、ストレスやうつ病などでもみられます。
朝早く目が覚める
予定より2〜3時間早く目が覚め、その後眠れなくなる状態です。
特に気分の落ち込みを伴う場合には、うつ病の症状として現れることがあります。
眠れない原因
眠れない原因は一つではありません。
代表的には
- ストレス
- 生活リズムの乱れ
- 適応障害
- うつ病
- 不安障害
- 睡眠障害
などがあります。
眠れない状態が長く続く場合には、背景に病気が隠れていないか確認することも重要です。
精神科を受診した方がよい目安
次のような場合には、一度精神科や心療内科への相談をおすすめします。
- 2週間以上眠れない状態が続いている
- 日中の仕事や学校生活に支障がある
- 気分の落ち込みや不安が強い
- 市販薬でも改善しない
- 食欲低下や意欲低下を伴う
精神科ではどのような治療をするの?
精神科では、睡眠薬を処方するだけではありません。
原因を評価したうえで、
- 睡眠衛生指導
- 生活リズムの調整
- ストレスへの対応
- 必要に応じた薬物療法
などを組み合わせながら治療を行います。
患者さん一人ひとりに合わせて治療方針を相談しながら決めていきます。
よくある質問
睡眠薬は依存しますか?
適切に使用すれば安全に使用できる薬も多くあります。
必要性や副作用について十分説明した上で処方します。
市販薬でも大丈夫ですか?
一時的には改善することがありますが、長期間続く場合には原因の評価が必要です。
何日くらい眠れなければ受診した方がいいですか?
2週間程度続く場合や、仕事・学校・家庭生活に支障がある場合は受診をおすすめします。
セルフラボ 野江駅前メンタルクリニックから
眠れない症状は、「気のせい」や「我慢すればよいもの」ではありません。
背景にはストレスだけでなく、治療が必要な病気が隠れていることもあります。
当院では患者さん一人ひとりのお話を丁寧に伺い、原因に応じた治療をご提案しています。
眠れないことでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
休職・復職相談
https://selflabo.com/leave-return/
出典
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「不眠症」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「睡眠障害」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」